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マリンフォメールは、船舶側ではインマルサット衛星通信用に特化したAMOSメールシステムを使用し、陸上側は通常のe-mailによってインターネットを介して皆様がご契約になっているプロバイダ経由配信いたします。従って、陸上ユーザー様に対してはインターネットメールとして通信を行っていただけます。
マリンフォメールは船舶用として高機能で安価な通信メールとして定評のあるAMOSメールの日本語文書対応版です。英語の文書につきましても通常のAMOSメールと同様にご使用いただけます。
通常のインターネットメールのように送信を行った後受信を行うのではなく、空いている片回線を利用して一気に送受信を行います。このため、送受信サイズが同じなら送信だけでも送受信両方でも通信時間はほとんど変わりませんので通信費の低減に寄与します。
データの圧縮については市販の圧縮ツールと同等の性能があります。さらに、圧縮解凍はメールシステム内で自動的に行いますのでお客様の手を煩わすことはありません。もちろん陸上側でも解凍したものをインターネット配信いたします。jpeg,gif,zipなど、既に圧縮されているファイルに対してのさらなる圧縮は期待できませんが、テキストファイルやデータベースファイルなどでは60%以上の高い圧縮率を提供いたします。
データ転送の途中で切れた通信に対しては、通信復旧後ファイルの途中でも切れたところから再開します。インターネットメールのように最初から全てを送り直すことはありません。
通常のインターネットメールのように認証に時間がかかることはありません。また、モデムの同期に関しても無駄な動作を抑えるように設定されています。マリンフォメールは衛星遅延を最大限カバーするプロトコルを使用しています。
船社や船舶単位での課金だけでなく、利用者ひとりひとりを対象とした個人課金もご利用いただけます。
ご登録いただいたメールアドレス以外からのメール着信を拒否いたします。これにより、宣伝などの不必要なメールの着信を防止し、通信費の削減を見込むことができます。
ワクチンソフトによるウイルスの防御は重要ですが、船舶環境ではパターンファイルを更新して最新のウイルスに対応させることが困難です。このような船舶環境を考慮して、メールからの感染を最小限とするために陸側のハブ(JRCマリンフォネットのメールサーバー)上でウイルスチェックを実施しています。
通信料金が思ったより減らない原因はいくつか考えられます。
その一つは「圧縮機能」です。自動圧縮解凍機能が付いているe-mailであれば、これを意識せずに使用できるという大きな利点がありますが、圧縮率はソフトウェアによって異なること、JPEG画像などすでに圧縮されているファイルの場合には、圧縮をかけることにより逆にサイズが大きくなってしまうという不都合も生じることがあります。このあたりが、e-mailソフト選定のポイントとなります。
また、「同時双方向通信」が可能かどうかという点も、船舶用e-mailにとっては重要な機能です。通常のインターネットメール(アウトルック等)は、メールの送受信を同時に行うことはなく、送信受信を順に行います。このことは、せっかく双方向の回線が使用できる状態の所でも、片チャンネルがほとんど空いているということです。マリンフォ・メールのようにこの問題を解決した船舶e-mailは、通信料金を削減する最大の効果を上げることと思います。
「ジャンクメール(歓迎されない不要メール)」が船舶に送られてくることはありませんか。このようなメールでもそれを取りに行くと通信料金が課金されてしまいます。プロバイダ側で、このような不要メールを取り除けるかどうか、ということも船舶用e-mailにとっては重要なことです。
さらに、船舶のe-mailアドレスが判っていれば個人でもメールが送れます。福利厚生等のため、e-mailを個人に解放した場合、その通信料金は船舶持ちとなってしまいます。画像(写真)などの添付ファイルがあれば、通信料金は、無視できないものとなりましょう。この点が解決されているかどうかも、e-mail選定には重要な点です。
通信料金が高価である船舶にとって、送信だけでなく全ての受信メールにもその通信料金が課金されてしまうことは極めて重大な不都合です。船舶のe-mailアドレスが判れば、誰でも船舶にメールが送ることができるという点が、その不都合の根元です。
業務に直接関係ないメールや売り込み広告のようなメールの通信料金を送り主に請求したいというのは誰でも思うことですが、それを実現するとなると種々の障害(課金をうまく分割できない、送り主が判らない、請求業務が必要等)が発生します。
マリンフォメールはこのような不都合を解決します。
船舶用e-mailでは普通アドレスが一つしか与えられないため、業務用にしか利用できません。個人が私用で利用するためには、別途個人で契約しているプロバイダに電話をかけて通信するしかありませんが、その場合でも通信料金は船舶に課金されてしまいます。従って、多くの場は個人での利用は制限されています。陸上から乗組員にメールを送る場合にも、船舶側に通信料金が課金されてしまう点は同様です。
陸から船へ:
マリンフォメールはメールの出入り口であるJRCマリンフォネット・メール・サーバーに通信状態を記録し、登録していただいた方のメールのみ船舶へお届けします。その場合の通信料金は利用者負担となります。
船から陸へ:
船舶の通信サーバー上に「個人用メールボックス」と「個人用メールアドレス」を設置します。そこから発信されたメールの通信料金は個人の負担となります。マリンフォ・メールは「個人利用対応」の船舶e-mailです。
通常、e-mailは船舶側から読みに行ってはじめてメールがあることが判ります。このため、陸側からの緊急連絡は、e-mailがあるにもかかわらずFAXを利用したり、電話やFAX等でメールを送ったことを別途知らせる必要がありました。
陸からの緊急メールの場合、マリンフォメールではJRCマリンフォネット側で船舶に対して積極的に通信を行うことにより緊急メールを船舶側の通信サーバーに送り込みます。
マリンフォメールの「緊急対応」船舶e-mailについて、以下の点にご注意ください。
・船舶側の通信サーバーが常時ONとなっていることが条件です。
・必要時のみ回線を接続するので、常時接続されているわけではありません。
・通信料金は利用者に課金されます。
船船舶でウイルスチェック・プログラムを導入していたとしても、どうしてもパターンファイルの更新が遅れ気味になるので、それだけウイルス感染の機会が増加します。船舶e-mailを個人や他社に解放する場合、最も気を付けなければならないことが「ウイルス対策」であると言えます。
マリンフォメールでは、JRCマリンフォネット・メールサーバー内で最新のパターンファイルを使用してウイルスチェックを行っています。
一般のインターネットサービスと異なり、船舶e-mailはメール機能だけのために月々利用料を払わねばなりません。中には基本使用料が無料というメールもありますが、
・圧縮機能が弱い
・同時双方向データ転送ができない
・不要メールの除去ができない
・利用者課金ができない
等、通信費削減と逆行することがある点に注意しなければなりません。
画像通信など大量のデータ転送が必要となったときに総合的な経費削減ができる点が、有料e-mailの特徴でしょう。
マリンフォメール(AMOSメール)サービスに関するお問い合わせは、こちらまでお願いいたします。
03-5434-5612 (平日 8:30〜17:15) / 03-5434-5655 (FAX)